solid-top

CONTENTS

top

profile

 concept

works

architect

blog

contact

watch
ccollection


sports

link

ARCHITECT(建築探訪)

建築 index へ
 <那須>
TOTI01 那須芦野・石の美術館
2000年 隈研吾により設計された美術館。那須山の噴火によって生まれた石材(芦野石、那須石)を使用して、石積みの重厚感から脱却すべく、様々な表現を試みた建築。中央の中庭&池を介して小さな建物を結んでいる。石材の新しい表情がディテールにまで考えられている。隣の建物が見えてしまうのが残念。

池を中心に建物を巡る動線、手摺りが無く広々している。



建物により石の開口部の取り方に変化を付けている


エントランスのレセプションカウンター
外部通路の外壁は横スリット
通路部分 正面はトイレ
石の茶室入り口


石と光のギャラリー内部  外光の入るスリットにはスライスした石から柔らかい光
茶室部分 細い柱も石材
ぐらつく柱には触らない様に注意書き

石と水のギャラリー 内部に池がある


石と水のギャラリーから石蔵ギャラリーへ

石の学習室
石蔵ギャラリーの小屋組

外部の空調屋外機を隠す塀
竪樋の形状

TOTI02 那須歴史探訪館
2000年 隈研吾設計の小さな歴史資料館。石の美術館から歩いても5分ぐらいで、近接している。藁をネット状にした藁左官、和紙を用いており管理も行き届いている建築。築9年を感じさせない。軒先の高さは2200ミリほどで周辺の緑とも調和している。

エントランス妻側、左に土蔵、右に陣屋裏門

道路側パイプの屋根下は機械室、シャープな軒先

陣屋裏門側からの全景

軒下スペース
エントランスのルーバー屋根

入り口となる陣屋裏門の風除室内部、障子を和紙張り

エントランススペース、藁左官のスクリーンが壁天井を覆う
自然素材の藁、メンテナンスが気になる

エントランスの家具
内部から風除室側を見る

TOTI03 広重美術館
2004年 隈研吾の設計。屋根、外壁を地元産の八溝杉によるルーバー(30×60)で覆っている。外部に使用される木材は全て不燃材を浸透させた材料を使用。外観は平屋で非常に伸びやかな印象。内部はシンプルであっさりとしている。構造体を見せないようにするため、内部の壁をRC耐震壁とし、外周は75×150のスチール無垢の柱で屋根を支える工夫がされている。

アプローチ正面、手前はシャープなトイレ

ルーバーに覆われ、透明感がある。杉のルーバーは脱色している

広々としたエントランス廻り
軒先の詳細

カフェスペース

アプローチ 右のガラス面が入り口ドア
レセプションカウンター

展示室への通路 天井のトップライト 左は木製ルーバーに和紙張り 右は障子の和紙張り

レセプションカウンターと展示室入口側

開口部に面した展示室 窓面にはアルミ各パイプをカーテンレールに吊っている

障子の大きな方引き戸

アクリル柱のサイン(インフォメーションサインの上に紙が貼ってある)


男子トイレ(石のギャラリーもほとんど同デザイン)

<宝積寺>
TOTI04 ちょっくら広場
2006年 隈研吾の設計。鉄骨造の躯体に、大谷石をジグザク形にカットし、積み上げることにより菱形の隙間から光が入る造り。鉄骨造と石積みの複合構造で、鉄骨に石が取り付けられていたディテールを見るとやや強引な印象。軒裏は鉄板を石材と同様に菱形を刳り抜き一体感を出している。綺麗な建築に入っている店舗は、予想通り建築の良さを余り理解していない有様であった。

駐車場側から駅舎側を見る 舗装材は籾殻を混入している

駅の階段上部の大屋根

石とは感じさせない軽量感
鉄骨と石の接合部
建物中央の休憩スペース


イベントホールのバックヤード(格子も石材形状をモチーフ)

TOTI05 宝積寺駅舎
隈研吾の設計。階段上部の庇に木製の集成梁を菱形状になるように組み上げている。ボリュームが大きく、重たくなっているのが残念。

<大谷>
TOTI06 大谷資料館
大谷石の採掘により出来た巨大地下空間。気温8度の巨大空間。行ってみるとその巨大さに驚く。大谷石は軽量で加工性が良く、荒々しい味わい深い表情があり魅力的な材料である。しかし耐久性、メンテナンスに注意が必要であるが魅力的な材料である。受付脇の展示室にはフランク・ロイド・ライトが好んで大谷石を使用した事をパネルで紹介していた。

駐車場の大谷石の壁も大きい
入り口付近からの見下ろし

薄暗く幻想的な内部

<都賀町>
TOTI07 星野遺跡地層たんけん館
1999年 戸尾忠宏の設計。この地で亀の子型石刻が発見されたことに始まった遺跡発掘調査の地層がそのまま見学出来る。駐車場から約300mほど細い砂利道を登ると、正方形の建物に方形の屋根が見える。建物内部は非常にシンプルながら、スケール感が良い。奥の地層部分はテント屋根を設けている。方形部分の階段室はセンターに壁を設け地層断面を展示しているが、階段が閉鎖的になり一工夫あっても・・・と思った。

エントランス上部にシャープな階段室

手前が地層上部のテント構造

シンプルなプランながらスケール感が良い

階段室上部

地層部分とテント屋根

公園内にある縄文時代の復元住居

TOTI08 佐野市 葛生伝承館
2005年 芦原太郎の設計。牧歌舞伎を伝承するための施設。漆喰壁に切り妻屋根の建物。駐車場に面したアプローチは分かりやすいが、素っ気なかった。あと気になったのが、周辺建物へのサイン計画がまったく不親切、近所にある吉澤美術館や化石館などせっかく文化施設が集まっているのに、街のサインが分かりにくく不親切であった。

入り口側の妻側外観 右側には川が流れている

漆喰の白い外壁


エントランス

展示室入り口 展示室の撮影は出来なかったが屋根形状を内部に見せシンプルな展示

TOTI09 吉澤美術館
葛生伝承館と同じ芦原太郎の設計。

Copyright(C)2009 ds-solid. All rights reserved.