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2009.06.30.----------------------------------------------------------------------------------------

　先日、TOTO主催のアルベルト・ガンポ・バサエ氏の講演に行ってきた。マドリードを拠点に活動しているスペイン人でながら、英語での講演でした。歴史的なスペインでありながら、現代的な建築をする方で安藤忠雄やバラガンに似たところを持っている。特徴的なのは、「光の建築」として太陽光を窓やトップライトから室内に取り込み、太陽が刻一刻と変化する角度により室内に表情を見せるところ、やはり原点である「光・風」をどうコントロールするかがエアコンや照明が進化しても重要である点は見落としてはいけないと言うことを再認識。近年では照明の進化により昼と夜の表情や情緒の無い建築が多い。夜は暗いのが当たり前、影があってこそ明るさを感じるし、手術室のような影の無い世界には豊かな情緒を感じない・・・

2009.06.16.----------------------------------------------------------------------------------------

　自宅での恐ろしい出来事

　建築、内装の仕事をしていると、自宅の事は全く無関心で、放置状態でした。
そんな5月の上旬に悪夢の様な出来事が・・・・・
ちょうど来客があり雑談中に、羽アリの大群が発生！　それも室内で。
白アリの出没により手つかずで汚れ放題、子供が小さい頃に剥ぎ取られた壁のクロスもリフォームすることに。
天井の塗装から、フローリング、ビニールクロスをネットで注文し、知り合いの大工さんにお願いして大改修。床下の大引きと束がボロボロで、撤去の際には白アリの大群を目にして食欲を無くし、慣れないクロス貼りまでこなした結果、身体は超筋肉痛。
そして本日やっと白アリ駆除工事が完了しました。今回の改修で痛感したのは、水の恐ろしさ。昔の家はすきま風は当たり前、年に一度は畳まで起こして大掃除したものです。長い年月使用する住宅では、設備のメンテナンスの他、家本体のメンテナンスの行いやすさという点では考えるべき点がいくつもあった。ついでにやった庭の掃除と池の掃除。おかげで数年育った金魚が産卵して、またさらに手間のかかる事が増えた始末、やれやれ・・・

　
大引きに被害　　　　　　　　　　　　　　　　　束の被害